世界に衝撃を与えたゴラッソは、三笘薫の価値をさらに高めたに違いない。目の前でスーパーゴールを決められたチームにとってはなおさらだ。

　三笘は２月14日、プレミアリーグ第25節のチェルシー戦で見事なゴールを決めた。GKバルト・フェルブルッヘンの後方からのロングボールを見事なトラップでコントロールすると、さらにDFをかわして右足でシュートを流し込んだ。
【動画】三笘薫が超絶トラップから衝撃のスーパーゴール
　ブライトンは三笘の先制点を皮切りに、さらに２点を加えて３－０と快勝。手痛い黒星を喫したチェルシーは、１週間前のFAカップでの対戦でも日本代表アタッカーにゴールを許しており、その力をまざまざと見せつけられた。

　チェルシーは以前から三笘への関心が噂されてきた。英『TEAMtalk』が『Fichajes』の報道として伝えたところによると、この強豪クラブは夏に三笘を獲得すべく、7500万ポンド（約142億円）を用意しているという。
 

　ただ、報じたTEAMtalkは「チェルシーとの取引で多額を得ているものの、今のブライトンとチェルシーはライバルのような関係にある。チェルシーが繰り返し引き抜いてきたことで、サポーターは満足していない。ミトマの獲得に動けば、敵意を増すのは疑いないだろう」と伝えている。

「ミトマがトッププレーヤーであるのは疑いない。だが、情報筋は、チェルシーがもっと若い選手を狙っており、だからアレハンドロ・ガルナチョに関心を寄せたと示唆した。だが、ミトマがブライトンで卓越したパフォーマンスを続ければ、夏にさらに高額なオファーが届く可能性も除外できない」

　直近の活躍で三笘の周辺は再び騒がしい。いずれにしても、夏に去就が取りざたされるのは間違いないだろう。数々の強豪からの関心が伝えられるが、本人がどのような選択をするのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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