【EURO2016】3戦連続弾で得点ランク単独トップのベイルが「努力を重ねてきた」とチームの躍進を喜ぶ

2016年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「悔いの残らないように楽しもうと話し合った」(ベイル)

3試合連続得点を決めたベイル。チームの決勝トーナメント進出に貢献するとともに大会の得点ランクでも単独トップに躍り出た。 (C) Getty Images

 6月20日、EURO2016グループBの最終節のロシア対ウェールズが行なわれ、ウェールズが3-0で快勝した。
 
 ウェールズは11分にアーロン・ラムジーのゴールで幸先よく先制すると、20分にニール・テイラーが追加点を挙げ、67分にはガレス・ベイルが3試合連続となるダメ押しゴールを決めて、ロシアを寄せつけず3-0で快勝した。
 
 勝点を6に積み上げたウェールズは同時刻にキックオフしたイングランドとスロバキアがスコアレスドローに終わったため、グループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。
 
 念願のEUROで、精鋭たちが期待通りに活躍をし、躍進を続けるウェールズ。グループ突破を決めた試合後には、選手たちが喜びのコメントを残した。
 
――◇――◇――
 
ガレス・ベイル(ウェールズMF
「僕らはこの試合に全て懸かっていることを知っていた。試合前には僕らの手でグループ突破を決めること、悔いの残らないように楽しもうと話し合ったんだ」
「多分、今大会でもベストなパフォーマンスができたと思う。僕らは努力を重ねてきたし、これ以上のことはできないよ。グループを突破した今は、次の対戦相手を楽しみに待つよ」
 
アーロン・ラムジー(ウェールズMF
「素晴らしいチームパフォーマンスだった。イングランド戦で出来なかったポゼッションを今夜はできていたと思う。本当に信じられないほどにね。守備では懸命に働いて完封したし、チャンスを作ってゴールも決めた。僕らはそうやって試合を終えられるとても固く結ばれたチームなんだ」
 
アシュリー・ウィリアムズ(ウェールズDF/主将)
「長年に渡るチーム力、力強さ、プロフェッショナルな意識と経験で、土壇場の失点で敗れたイングランド戦から立ち直ったことを示せた。昨日言った通り、チームが自信に満ちた状態にあったから今日も間違いなくやれると思っていた」
「僕らは我を忘れない。とても謙虚なグループであることが大事だからね。でも、今夜だけは楽しみたい。そしてちゃんと回復して、また進んでいくよ」
 
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