船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は現地２月17日、U-20アジアカップ中国2025のグループステージ第２節（D組）でU-20シリア代表と対戦。２－２で引き分けた。

　序盤からボールを握ってゲームを進めた日本だったが、開始10分に一瞬の隙を突かれて先制点を献上。24分にはゴール前の混戦から大関友翔がボレーを叩き込んで試合を振り出しに戻すも、33分にFKの流れから勝ち越し弾を許して、１－２で前半を終える。

　後半に入って、反撃に出たいところだったが、思うように決定機まで持ち込めない時間が続く。それでも85分にボックス内で石井久継の折り返しに反応した高岡伶颯がダイレクトで押し込んで同点弾を奪った。
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　土壇場でチームを敗戦の危機から救うゴールを決めた高岡は、試合後のフラッシュインタビューで次のように振り返る。

「初戦では先発したにもかかわらず得点できず、今回はサブからのスタートということで、サブに慣れているじゃないですけど、自分の強みを活かして終盤に相手の嫌なところを突けると思っていました。アグレッシブにチームメイトに声をかけて、自分にも言い聞かせた結果、１得点できました」

　また、20日にGS突破を懸けて戦うU-20韓国代表戦に向けては「個人的にはU-17のアジアカップで韓国と戦った時に出場できなかったので、（出場すれば）初めての対戦になります。しっかりいい準備をして、スタートでもサブでもいい形で臨みたいです」と述べた。

「チームを勝たせられる選手が上にいくと思うので、今大会、注目してほしいです」と意気込む17歳のストライカーは大一番の"日韓戦"でもゴールを奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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