前田大然がセルティック公式のインタビューに対応。自身の好調ぶりを謙虚に語った。

　セルティック加入４年目の日本代表FWは、超絶好調だ。先発した直近４戦で７ゴールをマーク。バイエルンをホームに迎え、１－２で敗れたチャンピオンズリーグ（CL）ノックアウトフェーズ・プレーオフでも、第２レグに繋げる貴重な得点を挙げた。

　好調の理由を問われ、前田は「チームも調子が良いですし、チームとして僕はゴールを取らせてもらっているだけ」と説明。そのうえで、エースの古橋亨梧がレンヌに移籍し、ウイングに加えてCFも務めているなか、「最近プレースタイルに変化はあった？それとも自信と勢いが影響している？」という質問には、次のように答えた。

「もちろん勢いはあると思いますけど、今までやってきたことを今も変わらずやっているだけなので、そこまで意識してやっていることはないです」
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　総じて、あまり変化はないようだ。

「セルティックに来た時から楽しんでサッカーをやれているので、今と昔で変わらず、楽しくサッカーをやれています。『特別これをやっている』ってことはなくて、今までの積み重ねが、今に活きているのかなと思います。まずはしっかりチームが勝つことが１番なので、それに１つでも貢献できるゴールやったりアシストを取っていきたいです」

　セルティック加入は、世界最高峰のCLが大きく関係している。「そういう舞台で戦えると聞いてこのチームを選んだのもある。そのなかでインパクトを残せると思ってきてたので、今シーズンそういった姿を見せられて、とても嬉しいです」と手応えを示す前田は、バイエルンとの第１レグをこう振り返った。

「もちろん、すごい格上の相手ですし、ホームで、最悪引き分けで終わらないといけない試合だったと思うんですけど、でも０－２でアウェーに乗り込むのと、１－２で乗り込むのは全然違う。なので、ホームであの１点はすごい大きな１点やったかなと思います」

　プレー面やメンタル面ではあまり変わらない27歳だが、見た目は一変。インタビューの最後に「ファンがずっと知りたがっていることがある。今季の好調の秘密は実は髪型？ウェーブのかかった金髪スタイルは大好評だよ！」と話題を振られると、子煩悩なパパとしての一面を覗かせた。

「娘が『坊主は嫌。この髪型にして』って言ったので。本当に娘にはもう頭が上がらないです」

　今では定着しつつある、ゴールド前田はドイツの巨人相手に再びゴールを奪い、強い想いを持つCLでの戦いを１日でも長く続けられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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