J１初挑戦のファジアーノ岡山は２月15日、開幕戦で京都サンガF.C.とホームで対戦した。

　23分にDF田上大地のゴールで先制すると、36分にFW木村太哉が追加点を奪取。２点リードで迎えた後半、３点目こそ奪えなかったが、京都の反撃をシャットアウト。２－０で勝利を飾った。

　試合後のフラッシュインタビューで、先制弾の田上は「最高です！」と喜びを噛みしめる。「この歴史的な試合は本当に今日だけだと思うので、この勝利を勢いに乗せて、J１のシーズンを戦っていきたい」と力をこめる。
【動画】岡山の記念すべきJ１初弾！田上大地が左足ボレー

　クラブ史に残るJ１初ゴールは、田上にとって"２度目"だ。

「ちょっと狙ってはいたんですけど。実は、長崎がJ１に上がった年にも、僕、J１初ゴールを決めて。こういう歴史的な日に、"持ってるな"と思います（笑）」

　DFとして完封にも確かな手応えを口にする。

「こうやって全員がハードワークして、ゼロで抑えて、我慢強く戦うのは去年からのベースでしたし、それが今日もしっかりこのゲームで体現できたかなと思います」

　ファン・サポーターに向けては「今日は歴史的な日なので、思う存分、喜んで、でもまだまだ始まったばかりですし、険しい道が続くと思うんですけど、今日みたいにたくさんの方がスタジアムに足を運んでくれると、僕たちも力になる。引き続き、足を運んで応援してほしいです」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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