２月11日と12日にアジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第７節が開催され、ヴィッセル神戸は中国の上海海港にホームで４－０、川崎フロンターレは韓国の浦項に敵地で４－０、横浜F・マリノスは中国の上海申花にホームで１－０と、いずれも完封勝利を収めた。この結果、東アジア地区の順位は１位横浜、２位神戸、３位川崎とJリーグ勢が上位を独占している。
【画像】日本勢がトップ３を独占！ACLEの最新順位表
　さらに、サンフレッチェ広島も12日、アジア・チャンピオンズリーグ２（ACL２）のラウンド16第１戦でベトナムのナムディンを敵地で３－０と下した。

　中国メディア『直播吧』はこのアジアを席巻する日本勢の強さに着目。「今週のACLでは、Jリーグの４チームが全試合に勝利し、12得点０失点となった」と見出しを打ち、こう報じている。

「Jリーグ４チームが引き続き素晴らしいパフォーマンスを見せ、圧倒的な次元の違う攻撃力を披露した。神戸、横浜、川崎がいずれも前倒しでベスト16に進出し、東アジア地区の上位４位を確保した。ベトナムのナムディンは８人の外国人選手を投入したが、広島との差は依然として大きかった」
 

　また、同国のファンからは次のような声が上った。

「川崎と横浜はJリーグで８位と９位に過ぎない。差が大きすぎる」
「日本のトップ選手ではないのに」
「最も印象的なのは、日本は多くの選手がヨーロッパに行っているにもかかわらず、ACLで依然として競争力を維持できていることだ」
「過去２年間のACLは、Jリーグとサウジリーグの争いとなった」
「海外から帰国する日本人選手が増えれば増えるほど、リーグはますます強くなるだろう。将来的には、ブラジルのように、サッカーのレベルの低い国に大量の選手を輸出することになるかもしれない」
「この４チームに加え、（日本には）他の東アジアのチームを倒すことができるチームが少なくとも４つある」
「彼らのサッカーに対する理解はレベルが違う」
「日本は本当にアジアを離れてヨーロッパに加わるべきだ」

　もはやアジアでは、異次元だと考えるファンが少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「喜びが奪われた」中田英寿が語る電撃引退の理由。現在の森保ジャパンをどう見ている？「今の日本代表は強力。次のW杯で…」

【記事】「恐ろしいほど印象的」大エース古橋亨梧の"後釜"は今季16発の日本人FW！ セルティック地元メディア「キョウゴの後継者に名乗りを上げた」

【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選！