「ドゥクレはファンを挑発したかったのだろう」リバプール主将が乱闘&オリバー主審に言及「試合をコントロールできていなかった」

2025年02月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レフェリーは試合に大きな影響を与えた」

試合後に激しい衝突が起こった。(C)Getty Images

 リバプールの主将フィルジル・ファン・ダイクが、試合後に起こった乱闘ついて語った。英公共放送『BBC』が伝えている。

 現地時間2月12日に開催された延期分のプレミアリーグ第15節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、16位の宿敵エバートンと敵地グディソン・パークで対戦。先制を許した後、モハメド・サラーの1ゴール1アシストで逆転するも、90+8分にラストプレーで同点弾を浴び、2-2のドローに終わった。

 タイムアップの直後、劇的な結末に興奮した相手MFアブドゥライ・ドゥクレが、リバプールサポーターを煽ると、カーティス・ジョーンズが激怒。ドゥクレを突き飛ばし、激しい衝突に発展した。

 その結果、両者はマイケル・オリバー主審からこの日2枚目のイエローカードを受け、試合はもう終わっているものの退場になった。
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 ファン・ダイクは「彼らがゴールを祝う様子を見た。彼らにはその権利がある。アブドゥライ・ドゥクレはファンを挑発したかったのだろう。カーティス・ジョーンズはそれが正しい行為だとは思っていなかった」と説明。そのうえで、試合中にもイエローカードを連発したオリバー主審のレフェリングに疑問を呈した。

「レフェリーが試合をコントロールしているとは思えなかった。両チームともそれに対応しなければならなかった。あるチャレンジがファウルとされたり、それに類似したものがされなかったりという点で、レフェリーは試合に大きな影響を与えたと思う」

 意地と意地がぶつかり合うマージサイド・ダービーは、終始大荒れとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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