「悪いニュースだ」34戦21発の日本人FWの“出場停止解除”にバイエルン地元メディアは動揺!「安堵していたのに」「コンパニ監督は要注意と…」

2025年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「セルティックの生命保険のような存在」

CLバイエルン戦に出場可能となった前田。(C)Getty Images

 セルティックは現地2月10日、所属する前田大然のチャンピオンズリーグ(CL)における2試合出場停止処分を軽減する申し立てが認められ、1試合のみに短縮されたと発表した。

 その結果、日本代表FWはすでに1試合の出場停止を消化しているため、現地12日にホームで開催されるバイエルンとの決勝トーナメント・プレーオフ第1レグに出場できるようになった。

 直近3試合で6ゴール・2アシストと絶好調のストライカーがいきなり起用可能となり、バイエルンの地元ドイツのメディアは警戒心を強めている。

『BERLIN LIVE』は「バイエルンとって悪いニュースだ」と見出しを打ち、「結局、彼は戻ってくる」と伝えた。

「スコットランドリーグ首位との初対決の直前、バイエルンは悪い知らせを受け取った。グラスゴーの激戦に向けて、ホームのファンはスターの登場を期待できる」

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 同メディアは「今シーズン、マエダはセルティックの生命保険のような存在となっている。公式戦34試合で、21ゴールを記録し、さらに8得点をアシストした。(バイエルンの)ヴァンサン・コンパニも感銘を受ける数字だ」と綴り、こう続けている。

「しかし、マエダはバイエルンとの第1レグでレッドカードによる出場停止処分を受けており、バイエルンの監督は安堵のため息をついた。しかし、驚くべき展開が起こった。UEFAは、マエダの2試合出場停止処分を1試合に短縮したのだ。明らかに劣勢とでプレーオフに臨んでいるホームチームにとっては重要なニュースであり、少し希望が持つだろう」

 また、『innsalzach24』も「バイエルンは要注意だ。出場停止中だったセルティックのスター選手が結局プレーを許可される」と報じている。

「27歳の彼は最近、自分がチームにとってどれほど貴重な存在であるかを改めて証明した。対戦相手は2部リーグのレイス・ローバーズだったとはいえ、先週末のカップ戦でマエダが達成したハットトリックは、バイエルンのコンパニ監督に『この選手は要注意だ!』とはっきり思わせたはずだ」

 ドイツの巨人にとっては厄介な、セルティックにとっては心強い男がセルティック・パークのピッチに立つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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