「人生が変わった試合」「もう1度、J1で戦いたかった」国立で再び激突! 東京V森田晃樹が23年の昇格PO決勝を回想。清水の北川航也はリベンジに燃える「悔しさは誰1人忘れていない」

2025年02月10日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

25年シーズンの開幕イベントが10日に開催

開幕戦に意気込む東京Vの森田(左)と清水の北川(右)。写真:滝川敏之

 2月14日に2025年シーズンのJリーグがついに幕を開ける。

 開幕節の注目カードの1つが、国立競技場で開催される東京ヴェルディ対清水エスパルスの一戦だろう。

 両者は、ともにJ2だった23年に国立競技場で行なわれたJ1昇格プレーオフ決勝で激突。このゲームでは引き分け以上で昇格が決まるヴェルディが、後半アディショナルタイムの劇的な同点弾で1-1に追いつき、16年ぶりのJ1復帰を果たした。

 10日に行なわれた新シーズンのJリーグ開幕イベントに参加した東京Vの主将・森田晃樹は、その歴史的な一戦以来となる清水との対戦について、次のように想いを明かす。
【画像】際立つデザインがずらり! Jクラブの2025年シーズン新ユニホームを特集!
「(昇格PO決勝の清水戦は)僕にとって人生が変わった試合で、あの日の事を思い出し、感動した記憶が蘇ってきます。もう1度、J1で戦いたいと思っていたチームと、国立という素晴らしい舞台で対戦できるのでワクワクしています。清水はもともと力のあるチームですが、J2という本当にタフなリーグを勝ち抜いてきているので、よりエキサイティングな試合になると思います」

 一方、2シーズン前のリベンジを狙う清水の北川航也は、「23年の昇格プレーオフ決勝の悔しさというのは、選手、サポーター、クラブ、誰1人として忘れていない瞬間です」と闘志を燃やす。

「それを払拭するためには勝つしかないですし、開幕戦ということで非常に大事な試合で、難しくなるのは分かっていますが、全員が勝利だけを考えてプレーできればと思います」

 果たして、因縁の対決はどんな展開を見せるか。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介!

【記事】Jリーガーが好きな女性タレントランキング! 3位は今田美桜さん、2位は出口夏希さん、栄えある1位は?

【記事】「喜びが奪われた」中田英寿が語る電撃引退の理由。現在の森保ジャパンをどう見ている?「今の日本代表は強力。次のW杯で…」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事