現地時間２月８日に開催されたFAカップ４回戦で、ブライトンはチェルシーとホームで対戦。三笘薫がいつも通り左サイドハーフで先発した。

　開始５分、ショートコーナーの流れから相手エースのパーマーが送ったクロスが、ゴール方向に飛ぶと、対応に焦ったGKフェルブルッヘンは前に弾けず。記録上は守護神のオウンゴールで先制を許す。

　それでも12分にフェルトマンのピンポイントクロスに、リュテールがヘッドで合わせ、すぐさま同点に追いつく。

　以降は互角の戦いが続くなか、互いにチャンスを作るも２点目は生まれず。１－１で折り返すと、後半の頭に痛みを訴えていた主将のダンクを下げ、ウェブスターを投入する。
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　55分には敵陣ゴール前でボールを持った三笘が、ファーサイドのミンテに向けてクロスを飛ばすが、惜しくも届かない。

　ただ直後の57分、三笘はペナルティエリア左でパスを受けると、前に出てきた相手GKサンチェスの動きを見極め、絶妙なループシュート。鮮やかにネットを揺らし、勝ち越し点を奪う。27歳の日本代表MFは今季６点目となった。
　
　終盤にかけて、プレミアリーグで４位につけるチェルシーの反撃に遭うも、決して同点弾は与えず、２－１のままタイムアップ。同リーグで10位のブライトンが、フル出場した三笘の決勝点で難敵を下し、FAカップ５回戦に進出した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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