「人間的にどうなんだろう?」元日本代表FW岡崎慎司が “CLを制した”名将の指導に本音「頭がおかしくなると思ったけど…」

2025年02月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良い人だなと思ったら…」

昨シーズン限りで現役を引退した岡崎慎司。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表FWの岡崎慎司氏が、2月8日に放送されたテレビ東京系列のサッカー番組「FOOT×BRAIN」のインタビューで、自身のキャリアを振り返った。

 3週連続企画の2回目となった今回は、ドイツ、イングランド、スペイン、ベルギーの4か国を渡り歩いた欧州での挑戦について回想。その中で、海外で2クラブ目となったマインツで指導を受けたトーマス・トゥヘル監督(現イングランド代表)についてこう語った。

「良い監督なのかは別として、今日はめちゃくちゃ機嫌がいいけど、次の日はめちゃくちゃキレてる。『人間的にどうなんだろう?』と思うとこもある(笑)。話をしていて良い人だなと思ったら、いきなりこれぐらいで(顔を近づけられて)怒られたりして。頭がおかしくなると思った」

 それでも、監督としての能力は、その当時から優れていたようだ。38歳の元ストライカーは「サッカーの練習が面白かったし、ミーティングの質が高い。ただミスを捉えるのではなく、ミスが起きる前の前まで分析していた。これが最新の監督なんだなと思った」と回顧。こう賛辞を続けた。

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「何が良かったかと言うと、それぞれに役割を与えていてその中で競争させている。俺のスタイルだったら、ここで勝負すれば良いというのが見えやすい。サッカーが散らばってない。やりたいことがはっきりしている」

 そのドイツ人指揮官の下で、岡崎は2シーズン連続で二桁得点をマーク。ブレイクを果たした。

 人間性はともかく、チェルシー時代にチャンピオンズリーグ(CL)を制した名将の手腕は抜群だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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