古橋退団も補強できず。売却は間違いだった? セルティック指揮官の答え「そう言う人もいるだろう。でも…」前田の“可能性”も語る

2025年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「横浜から入ってきた時から、ストライカーとしてプレーしていた」

移籍した古橋について改めて語ったロジャーズ監督。(C)Getty Images

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、レンヌに移籍した古橋亨梧に改めて言及した。地元紙『THE SCOTTISH Sun』が伝えている。

 在籍3年半で165試合85ゴールを記録した日本代表FWは、今冬に欧州5大リーグの一角であるリーグ・アンへ。一方でエースを失ったスコットランド王者は、新たなストライカー獲得を目ざしていたものの、補強は実現しなかった。

 それだけにシーズン途中での古橋放出を疑問視する声は少なくない。チャンピオンズリーグ・ノックアウトフェーズ行きを懸けた、バイエルン・ミュンヘンとのプレーオフも控えているだけにファンの憤りはなおさらだ。

 ただ、ロジャーズ監督は、以前から移籍を望んでいた古橋に関して、選択の余地はなかったと主張。「売却したのは間違いだったのか?」と問われ、こう答えた。

「そう言う人もいるだろう。でも彼らは、あの選手について私が持っているような深い知識はない。『彼を手放す前に誰かを獲得すべきだった』と言うのは簡単だ。この件は、彼が去る数日前だけでなく、何か月も前から進めていた話だった。だから、もし選手がここにいたくないのであれば、我々は最善の取引をし、次に進む」
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 CFには古橋とポジション争いを続けていたアダム・イダのほか、現在はウイングでプレーしている前田大然が入る可能性がある。実際、指揮官も選択肢の1つとして考えているようだ。

「彼が持っている、より自然で本能的なストライカーの動きを見ることができる。彼が入ってきた頃をスタッツで振り返れば、数字が分かると思う。横浜(F・マリノス)から入ってきた時から、彼はストライカーとしてプレーしていた。(横浜時代に)33試合かそこらで23ゴールを挙げている。彼はゴールスコアラーであり、日本でそれをやってのけた」

 セルティック加入直前の2021年に36試合23ゴールを記録し、J1得点王に輝いた前田は、ポジションにかかわらず古橋の穴を埋める活躍を見せられるか。世界有数のスプリント力を誇る韋駄天への期待は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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