レアル・マドリーが保有するMF中井卓大は現地２月５日、スペイン２部で首位を走るラシン・サンタンデールへのレンタル移籍が決定した。

　RFEF２部（４部に相当）を戦うBチーム（ラージョ・カンタブリア）でプレーすることもリリースされている。

　ラシンの専門サイト『Racinguismo.com』も、「ラシンは初の日本人選手と契約したが、ピピ・ナカイはRFEF２部のラージョ・カンタブリアの補強選手として加入する」と伝えた。

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　そんななか、ラシンの地元メディア『ALERTA』は、「この契約は、ラシンがイタリア栄光の時代に日本サッカー界の偉大なアイコンの一人、中田英寿と契約する寸前だった時代を思い起こさせる」と綴り、こう続けている。

「この移籍は結局実現しなかったが、ピピ・ナカイの加入は、日本市場への扉を開き続けているクラブにとって重要な節目となる」

　かつては１部に在籍していたラシンは、セリエAで活躍した日本のレジェンドとの契約に迫っていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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