「フルハシは1年前から出て行きたいと言っていたのに…」古橋亨梧を放出して後釜の補強に失敗。英紙がセルティックを痛烈批判!「CLでバイエルンと戦う前から白旗」

2025年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どこに引き継ぎの計画があったのか」

3年半プレーしたセルティックに別れを告げた古橋。(C)Getty Images

 セルティックは古橋亨梧の後釜を獲得しなかった。この決断は議論を呼んでいる。

 日本人アタッカーをレンヌに売却し、ブレンダン・ロジャーズ監督は新たなストライカーの加入を望んでいた。だが、移籍市場最終日も取引は成立せず。CFはアダム・イダが務めると見られる。前田大然の中央での起用も騒がれているところだ。

 セルティックはチャンピオンズリーグ(CL)でリーグフェーズを突破し、決勝トーナメント進出をかけてプレーオフに臨む。相手は強豪バイエルンだ。それだけに、前線を補強しなかったことの影響が懸念される。

 英紙『Daily Mail』は2月4日、近年のセルティックが必要なタイミングで補強不十分だったことを指摘。マーケット終盤に獲得したジェフリー・シュラップは「良い選手でセルティックにとって良い人材」としつつ、「長期的にフルハシの代役ではない」と報じた。

「ダイゼン・マエダをその位置で起用することはあり得る。しばしば代表でその役割をこなしてきた。だが、彼は左サイドに必要だ。いずれにしても、バイエルンとの第1レグでは出場停止となる。セルティックは事前にそのことを分かっていたはずだ。それでも、補強しなかった」

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 同紙は「セルティックはまた、この時期にトップターゲットを狙うのがいかに難しいかを強調するはずだ。それはそのとおりで疑いない」と続けている。

「だが、フルハシは1年前から出て行きたいと言っていた。ならばなぜ、夏に代役を獲得し、スムーズにバトンを渡せなかったのか。どこに引き継ぎの計画があったのか。フルハシの影がまだ残っているなかで、今回の市場を終えてさらに強くなったと言うのは難しい」

 バイエルンとのプレーオフは、セルティックにとって2012-13シーズン以来となるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出がかかる2試合だ。それだけに、Daily Mail紙はクラブの選択を嘆いた。

「セルティックは今回も補強が大変だったと好きなようにいえる。一定の選手の獲得に近づいていたとか、ライバルクラブの要求がいかに法外だったか、と。それもあるかもしれない。だが、彼らはまたも求められていたことを実現できなかったというのが事実だ」

「12年にわたってチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに返り咲くために働いてきて、ボールが蹴られる前から白旗を振ったような気分だ」

 古橋を売却し、別のFWを獲得しなかったセルティックの決断は、どのような決末につながるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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