リバプールが23歳の日本人選手に興味を示しているようだ。クラブの専門メディア『ANFIELD WATCH』が伝えている。

「リバプールはドミニク・ソボスライに非常によく似たエキサイティングなアタッカーをスカウトしており、彼はアルネ・スロットの問題を解決できるかもしれない」

　クラブはソボスライのバックアッパーを必要としていると同メディアは見解を述べ、その候補に挙がっているのが、ブレンビーに所属する鈴木唯人だ。

「現実的に言えば、リバプールはソボスライと同等の能力を持つ選手と契約することはないだろう。しかし、クラブが求めているプロフィールに合う選手がおり、すでに注目を集めている。

　リバプールは過去12か月間、デンマークのスーペルリーガで好調を維持している鈴木唯人に注視していると報じられている。『ANFIELD WATCH』の調べでは、スカウト陣が関心を寄せているという」
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　記事では『SciSports』のデータベースを用いて、「彼のプレースタイルはソボスライと99％類似しており、“速い”選手としてランク付けされている。これはスロットが10番に求める２つの条件を満たしている」と指摘する。

「ブレンビーで、彼は前線のプレーメーカー、または右サイドの攻撃的ミッドフィルダーとしてプレーすることが増えている。これは、アンフィールドに移籍する前にRBライプツィヒでソボスライが担っていた役割と非常に似ている。

　鈴木は両足でのシュートやパス、ドリブルが得意で、相手にとっては予測不可能な選手だ。ボールをスイッチしてチームメイトにチャンスを作るのも得意で、非常に賢いフィニッシャーでもあり、左足と右足の両方でほぼ同じ割合で得点を挙げている」

　守備面のスキルに関しても、「前線からプレスをかける能力があり、守備の切り替え時にスピードで相手を圧倒するだろう」と評価されている。

　デンマークで研鑽を積む逸材は、プレミア行きを叶えることができるのか。『ANFIELD WATCH』は「まだ若い鈴木を、スロットは成長させ、ポテンシャルを最大限に引き出すことができる」と展望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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