ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは現地時間２月２日、プレミアリーグ第24節で、アーセナルと敵地で対戦。１－５で惨敗した。

　開始２分で先制点を許す苦しい展開のなか、55分にエースのアーリング・ハーランドが同点弾を挙げるも、直後の57分と62分に失点。すぐに流れを手放し、再び劣勢になると、76分と90＋３分にもネットを揺らされ、思わぬ大差をつけられた。

　リーグ４連覇中の王者はまた、相手のゴールパフォーマンスでも屈辱を味わう羽目に。チーム３点目にして、自身アーセナル初得点をマークした18歳のマイルズ・ルイス＝スケリーに、ハーランドがよく披露する、あぐらをかいて目をつぶるポーズを見せつけられたのだ。

　というのも、昨年９月に行なわれた前回対戦の際、ハーランドがルイス＝スケリーに「お前誰だよ」と挑発的に発言。それから約半年後、強靭なメンタルを持つ新星に痛烈な仕返しを食らった格好だ。
【動画】アーセナル18歳が圧巻初ゴール→強烈仕返しパフォーマンス

　この"伏線回収"は大きな話題になるなか、アーセナルの英雄ティエリ・アンリ氏は「ゴールも良かったけど、セレブレーションはもっと楽しかったね！」と伝えた。

　一方で、グアルディオラ監督は当該の場面を見ておらず、出来事を把握していないようだ。英衛星放送『Sky Sports』によれば、試合後の会見でこう語った。

「私は見ていない。彼（ルイス＝スケリー）がやったのか？それで良い。それで良いよ。ハーランドのセレブレーションを真似た？それで良い。私の答えは気に入った？」

　試合内容は間違いなく気に入っていない名将の答弁は、やや投げやりだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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