すぐさま11対11に戻るも直後のCKから痛恨の被弾
試合後のテレビインタビューで力説するファン・ペルシ監督(奥)。時に呆れた様子で、時に怒りを滲ませて審判団を糾弾した。(C)Getty Images
珍しいハプニングが発生したのは、現地2月1日に行なわれたオランダ・エールディビジ第21節だ。ヘーレンフェーンvsフォルトゥナ・シッタールト戦の終盤、なんとアウェーチームが"12人"でプレーする時間帯があり、物議を醸している。
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ヘーレンフェーンが2対1とリードして迎えた88分、F・シッタールトは2選手の交代を準備。プレーが止まったところで同時投入されたが、交代を命じられたひとりが気づかずにプレーを続行してしまう。審判団も見落とした結果、ピッチ上に12人が立つ事態を招いた。
1分ほど経過して異変を察知したのが、ヘーレンフェーンを率いる元オランダ代表のレジェンド、ロビン・ファン・ペルシ監督だ。指揮官が第4審判に激しく抗議してふたたび11人対11人に戻ったものの、再開されたF・シッタールトのスローインがCKへとつながり、そのまま同点弾が生まれたのだから大変である。試合はアディショナルタイムの最終盤でタイスコアとなり、結局2対2で終了した。
英紙『The Sun』は「ファン・ペルシは相手チームに12人でのプレーが許されたことに憤慨した」と銘打ってレポート。「監督はしきりに第4審判を怒鳴りつけていた」と記し、指揮官のテレビインタビューのコメントを紹介している。
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英紙『The Sun』は「ファン・ペルシは相手チームに12人でのプレーが許されたことに憤慨した」と銘打ってレポート。「監督はしきりに第4審判を怒鳴りつけていた」と記し、指揮官のテレビインタビューのコメントを紹介している。
41歳の元プレミアリーグ得点王は「11対12だった。許可されたのかどうかは知らないが、明らかにそうなっていたよ。スローインとコーナーの前、1分近くも12人でプレーしていたなんておかしいだろ」と呆れ顔。さらに「彼(第4審判)にこのまま何もしなくていいのか、って訊いたんだ。例えばゴールを取り消すとかね。許されていいのか? 間違っている。マジでスキャンダルだよ!」と怒りを滲ませ、「11対12だからあの場面で相手側のスローインになった。影響は確かにあったんだよ」と力を込めた。
この結果を受けて、ヘーレンフェーンはエールディビジで勝点25の10位につけた。もし2対1で勝利して3ポイントを獲得していれば、1ポイント差だったF・シッタールトを抜いて8位に浮上していただけに、ファン・ペルシ監督はよりいっそう悔しさを噛み締めたのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】2人同時投入→12人がピッチに出現→ファン・ペルシが猛抗議! ハプニングのすべてが分かる証拠画像をチェック!
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