19歳の日本人ストライカーが話題を集めている。ベルギーの名門アンデルレヒトに所属する後藤啓介だ。

　まずは１月26日に開催されたベルギーリーグ第23節のメヘレン戦（４－１）で初先発を果たすと、技ありのダイビングヘッドで、トップチーム初得点をマークする。

　ベルギーメディア『voetbal Nieuws』は「新たなトップストライカーがアンデルレヒトに衝撃を与える」と見出しを打ち、こう伝えた。

「ゴトウはすぐにリーグで最も有能なストライカーの一人になった。ジュビロ磐田からアンデルレヒトに移籍した19歳の日本人選手は、メヘレン戦で先発デビューし、すぐにゴールを決めてその価値を証明した」
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　同メディアは、「ゴトウは以前からチェルシー、ウェストハム、エバートン、アヤックス、セビージャといった欧州のトップクラブの関心を集めていたが、アンデルレヒトはすぐに彼を獲得した。まだフィジカル的にも技術的にも成長する必要があるが、最終的にはより大きな大会で求められるストライカーになるとクラブは信じている」とし、こう続けている。

「身長191センチのゴトウは、テクニックと機敏さを兼ね備えた日本人選手としては異例のターゲットストライカーだ。90分間走り続け、規律正しくプレーし、大きなエンジンを持っているが、ボールタッチの繊細さは洗練されていない」

　その後藤は、続く30日のヨーロッパリーグ（EL）リーグフェーズ第８節、ホッフェンハイムとの一戦でも、途中出場から１分後に反転シュートを決めて、２試合連続ゴール。チームは３－４で敗れたものの、ブンデスリーガのクラブから得点を奪ってみせた。

この勢いでトップチームに定着できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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