元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務める、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、川崎フロンターレの"新コーチ"の独特な指導法を明かした。

　川崎には昨年12月、元日本代表FWの大黒将志氏がトップチームコーチに就任。番組で、大黒コーチが長谷部茂利監督からのオーダーで、映像を使いながらストライカーたちにアドバイスを送っていると紹介されると、内田氏が「大黒さんは独特だからな」と切り出し、こうエピソードを明かした。
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「S級（コーチ養成講習会）の時に、高校生や大学生に教えるんだけど、ずっと『オフサイドラインの前におったらええねん』って言っていた。

　それは選手が下りるタイミングとか、裏に抜けるタイミングが分かったうえで、行きついた先のオフサイドラインより先（というアドバイス）だと先生（指導員）に言われてて、（それでも大黒コーチは）『だって点とるならオフサイドラインで待っているのが一番良いポジショニングですよ』って」

　続けて、「大黒さんはすごく面白い、フォワードの話を訊くと。こういう人だからやれているんだなと。そういう裏技をたぶん川崎の選手はたくさん教えてもらっているんじゃないかな」としたうえで、「川崎がどう変わっていくか楽しみですね」と期待を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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