現地時間１月29日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ最終節で、首位のリバプールは、19位のPSVと敵地で対戦した。

　無傷の７連勝ですでにノックアウトフェーズ・ストレートインを決めているなか、サラーやファン・ダイクら主力はベンチ外に。遠藤航が中盤で今季CL初先発を果たした。

　リーグフェーズ全勝を目ざすリバプールは28分、猛プレスをかけたキエーザがペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得。これを元PSVのガクポがGKベニテスの逆をつくキックできっちり決め、幸先良く先制に成功する。

　しかし、35分にバカヨコに鋭いキックフェイントから右足で叩き込まれ、被弾。同点に追いつかれるも、40分に遠藤の絶妙なロングパスを起点とした攻撃から、最後はキエーザのシュートのこぼれ球をエリオットが詰め、再び勝ち越す。

　このままリードして前半を終えたいところだったが、45分に遠藤が主審に動きを邪魔される不運もあったボールロストから、サイバリにネットを揺らされる。さらに45＋６分、右サイドからの攻撃でペピに逆転弾を許す。

　２－３でハーフタイムに入ると、51分にモートンを投入。このタイミングでベンチに下がったガクポには、スタアジアム全体から大きな拍手が送られる。
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　次々に得点が生まれた前半終盤から一転、後半はスコアが動かない状況が続くなか、65分にはロバートソンに代え、ニョニも送り込む。この交代に伴い、遠藤はキャプテンマークを引き継ぎ、CBにポジションを落とす。

　日本代表キャプテンはその後、84分に最後の交代機会で18歳のナロが入ってからは、中盤に戻る。ただ、ナロが直後に一発退場となり、またポジションを変更する。

　結局、このまま２－３でタイムアップ。リバプールは今季３敗目を喫し、リーグフェーズ８戦全勝とはならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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