練習での姿勢が問題視され、マンチェスター・ユナイテッドで完全に干されているマーカス・ラッシュフォードは、今冬の移籍が濃厚と考えられている。

　しかし、新天地が中々決まらず。候補の１つとして報じられたジョゼ・モウリーニョ監督が率いるフェネルバフチェからは、公の場でお断りを入れられる始末だ。

　英紙『Mirror』によれば、同クラブのアクン・イリカリ副会長は、衛星放送『Sky Sports』で「私たちが彼に興味を持っている事実はない」とはっきり主張。ただ決してリスペクトを忘れず、「彼は良い選手だ」とも伝えた。
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「ラッシュフォードは素晴らしい選手だと思う。彼が好きだ。だけど、チーム内に何人かの（同じ役割を果たす）選手がいる場合、優れた同じポジションの選手を２人獲得するのは論理的ではない。私が言いたいのは、こういうタイプの選手にはプレー、プレー、プレーが必要だということだ。もし彼が来れば、うちの選手の１人はプレーできなくなる。話題が出た時、残念ながら私たちはこの移籍にノーと言った」

　ユナイテッドで10番を背負うラッシュフォードの今冬の動きは、一体どんな決着を迎えるのか。少なくとも元ユナイテッド指揮官モウリーニョとの再会はない。移籍期間終了が迫っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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