「もう少し起用されないものか」短時間でも奮闘する遠藤航に地元記者から続々賛辞!「彼のような選手がいる価値を軽んじてはいけない」

2025年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ピッチに立つたびに価値を証明している」

出場すれば、きっちり仕事をするのが遠藤だ。(C)Getty Images

 シーズン当初を振り返れば、この時期に移籍していてもおかしくなかった。だが、遠藤航はリバプールで再び評価を高めつつある。

 アルネ・スロット監督の就任で、日本代表キャプテンの序列は大きく下がった。出場機会に恵まれず、シーズン半ばでもチームを変えるべきとの意見もあったのは記憶に新しい。

 しかし、前向きに取り組み続ける遠藤は、少しずつピッチに立つことが増えてきた。以前から称賛される高いプロ意識のほか、チーム事情から最終ラインで起用されてもこなせる万能性も、改めて評価されている。

 リバプール専門サイト『Anfield Index』によると、ポッドキャスト『Media Matters』の中で、デイブ・デイビス記者は「エンドウは出場し、仕事をする。そしてそれ以上に、求められたときに本当に良いんだ」と賛辞を寄せた。

「もう少し起用されないものかと驚いている。ピッチに立つたびに価値を証明していると思う」

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 一方、デイビッド・リンチ記者も「(遠藤への)信頼が増してきているのを目にし始めている。シーズン当初よりも監督が彼をもっと使っているからね」と話している。

 同記者は「粘り強く、自分の価値を監督に納得させられる彼のキャラクターの証だ」と続けた。

「プロ意識の高さをもってクオリティ高く意欲的に仕事するエンドウのような選手がいることの価値を軽んじてはいけない」

 プレミアリーグにチャンピオンズ・リーグ、さらに2つの国内カップ戦でも勝ち残っているリバプールは、過密日程のなかで多くの試合をこなさなければならない。必然的に遠藤の重要性はさらに増していくはずだ。

 例えば、リンチ記者はFAカップが「エンドウの素晴らしい態度とパフォーマンスに報いたいと望むような試合」と語った。デイビス記者は「エンドウをもっと見るタイミングがあるとすれば、それは今だ。彼はそれを勝ち取った」と述べている。

 ただ、本人はもっともっと安定してピッチに立つ時間を望んでいるだろう。苦境に立たされても真摯に戦い続ける遠藤の序列が、さらにもっと高まるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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