「天才と別れるのはつらい」日本人スターの退団に古巣の地元メディアは悲嘆 「腹立たしい」と指摘したのは?

2025年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最高潮の拍手喝采に相応しい」

セルティックに別れを告げた古橋。(C)Getty Images

 1月27日、古橋亨梧のレンヌ移籍が正式に決定・発表された。

 先日から退団が報じられていたものの、セルティックの関係者やサポーターにとってはショッキングだろう。近年の古橋の貢献度は言うまでもない。それも、シーズン半ばでの移籍ならなおさらだ。

 セルティック専門サイト『The Celtic Star』には同日、「他の多くのセルティックサポーターと同じく、キョウゴに相応しいお別れができなかったのが腹立たしい」と感傷的な言葉が寄せられた。

「今日、キョウゴのレンヌ移籍が決まった。ジョッタが戻ってくることへの高揚にもかかわらず、小さな日本の天才と別れるのはまだつらい」

「選手の移籍に関するクラブの事情はみんな知っている。特にキョウゴが新しい何かにトライしたいと明確にしてから、彼を手放すという決断は理解していた。だが、我々はみんな、適切なお別れを伝える機会がなかったと感じている」

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 記事はさらに「満員のセルティック・パークで最高潮の拍手喝采。それが、キョウゴに相応しかった。チャンピオンズリーグのヤングボーイズ戦で交代した際に拍手喝采を受けたが、それは単に試合での努力を認めてのものだ。それが彼のラストゲームになると分かっていたら、もっと感動的なものになっていたはずだろう」と続けられた。

「近い将来、どれだけ彼の努力が本当に評価されていたかを伝えられるように、キョウゴが何らかのかたちでセルティック・パークに戻る機会があることを願う。レンヌは欧州カップ戦に出場していないので、チャンピオンズリーグのプレーオフが理想的な機会だろう」

 移籍して早々の"帰還"があるかは分からない。ただ、古橋もサポーターも、あいさつの場を望んでいるのではないだろうか。その機会があるのか、今後を待ちたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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