現地時間１月26日に開催されたプレミアリーグ第23節で、13位に甘んじるマンチェスター・ユナイテッドは、10位のフルアムと敵地で対戦。長らくスコアレスで迎えた78分に、リサンドロ・マルティネスが値千金の一発を叩き込み、１－０で接戦を制した。

　マルティネスと共に決定的な仕事をし、勝利の立役者となったのが、トビー・コリヤーだ。76分からピッチに入っていた21歳のMFは、88分の相手のCK時に、ゴールライン上のギリギリのところでヘッドでクリアしてみせた。

　もしコリヤーがなければ、確実に同点となっていただけに、勝負を分けたビッグプレーと言える。英公共放送『BBC』によれば、ルベン・アモリム監督も「今日はトビーがチームを救ってくれた」と大絶賛だ。
【動画】クリアした位置も時間帯もギリギリ！21歳MFの超ビッグプレー

　昨年11月からユナイテッドを率いているポルトガル人指揮官はまた、１月27日に40歳の誕生日を迎えるなかで自身の年齢に言及。自虐的に「40歳じゃなくて50歳だよ！マンチェスター・ユナイテッドで２か月を過ごせば、50歳だ。ここで40歳の誕生日を過ごせるのは光栄だよ」と伝えた。

　アモリム監督は、前節で三笘薫を擁するブライトンに１－３で敗れ、リーグ戦９試合で６敗目を喫した際には、「今のマンチェスター・ユナイテッドは、クラブ史上最悪のチームかもしれない」と言い放った。相当なストレスを抱えており、体感的にはプラスで10歳も年を取ってしまったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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