「今日は私の言葉は必要ない」アーセナル指揮官が18歳の一発退場に激怒。プレミア英雄も糾弾「長い間見てきたなかで最悪の判定」

2025年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「心配なのは、アシスタントのVARとVAR」

同僚の退場を受け、一斉に抗議するアーセナルの選手たち。(C)Getty Images

 現地時間1月25日に開催されたプレミアリーグ第23節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルは、17位に沈むウォルバーハンプトンと敵地で対戦。負傷からの復帰が待たれる冨安は引き続きベンチ外となったなか、1-0で辛勝した。

 我慢を強いられる展開となった。なかなか点を奪えないうえ、43分に18歳のマイルズ・ルイス=スケリーが、カウンターを阻止するためにマット・ドハーティの足を踏み、一発退場。アーセナル側からすれば厳しい判定で数的不利となったが、70分に相手も退場者を出して同数に戻ると、その直後にリッカルド・カラフィオーリが値千金の一発を叩き込んだ。

 英公共放送『BBC』によれば、ミケル・アルテタ監督は試合後、粘り強く戦った選手たちを称えた一方で、ルイス=スケリーに対する判定に激怒。「とても明白で、今日は私の言葉は必要ない」「腹が立つよ。それは明白なので、私の言葉が助けになるとは思わない」と口にした。
【動画】プレミア英雄は「史上最悪」とバッサリ!アーセナルにとっては厳しい判定
 また、プレミアリーグ歴代最多得点を誇るアラン・シアラー氏も「長い間見てきたなかで最悪の判定の1つだ」と糾弾。さらにこう言い放った。

「イエローカードを出すべきだった。酷い判定だ。スピードも激しさもなかったし、相手を危険にさらしたわけでもない。ゴールから距離もあった。だから絶対にレッドカードではない。心配なのは、アシスタントのVARとVARが何度もリプレイを見て、深刻なファウルプレーだと考えている事実だ」

 相当ストレスが溜まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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