アーセナルの冨安健洋は膝の怪我で開幕から欠場が続き、10月５日のサウサンプトン戦に６分間出場したものの、その後は再び戦線を離脱している。

　最近では、アーセナルが獲得を狙っているレアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディの移籍金の一部を補填するためのトレード要員となっているとも報じられた。

　そんななか、アーセナルの専門メディア『DAILY CANNON』は、『The Telegraph』紙のサム・ディーン記者の報道を元に、「トミヤスが今後数週間以内に復帰する予定」と伝えた。

　同メディアは、「トミヤスの復帰が近づいていると聞いてうれしい。現在、事実上毎分プレーしなければならないユリアン・ティンベルにとって大きなプレッシャーを軽減するだろう」と期待を寄せた。
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　また、アーセナルの専門サイト『Just Arsenal』は先日、日本代表DFについて「忘れられた男の復帰により、アーセナルが勢いづく可能性がある」と報じていた。

「トミヤスは今シーズンの大半を試合に出られずに過ごしており、アーセナルのファンの中には彼のチーム内での立ち位置を疑問視する者もいる。今シーズン以降もこの日本人DFは怪我に悩まされており、これほど才能のある選手がコンスタントに貢献できないのはクラブにとってもサポーターにとっても残念なことだ」

　記事は「もしトミヤスが本当に完全なコンディションに近づいているのであれば、アーセナルの守備陣に待望の補強をもたらすことになるだろう。バックライン全体にわたる彼の多才さは常に重要な強みであり、完全に健康体のトミヤスはミケル・アルテタのチームのいくつかの穴を埋めることができる」と続けた。

　逆転優勝を目ざすアーセナルの切り札に。26歳が復帰が待ち望まれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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