初めて海外へ挑戦する水沼宏太に、新天地の指揮官が期待を寄せている。

　横浜F・マリノスは１月21日、水沼のニューカッスル・ジェッツ（オーストラリア１部）への完全移籍を発表した。

　34歳のMFは横浜を通じて、「僕がずっと夢を見ていた海外挑戦です。F・マリノスで過ごした５年間があったからこそ、胸を張って新たな舞台に挑むことができます。『あの横浜F・マリノスから来た選手、なんか面白いぞ！』と思ってもらえるように、全力で戦ってきます（一部抜粋）」と意気込んだ。

　一方でニューカッスル・ジェッツの公式サイトでは、新たに加わる日本人プレーヤーをこう紹介している。
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「34歳の彼はJリーグの横浜F・マリノスからクラブに加入し、同チームでは121試合に出場して13得点を挙げている。また日本代表でも２試合に出場している。水沼はこれまで成功を収めており、2017年にはセレッソ大阪でJリーグカップと天皇杯を制覇し、2022年には横浜でJ１リーグ優勝を果たし、そのシーズンのJリーグベストイレブンにも選ばれた。水沼がニューカッスルに到着し、仕事を始めるのを楽しみにしている」

　続けて、ロブ・スタントン監督のコメントも伝えた。

「コウタは豊富な経験とクオリティをチームにもたらす選手。彼は最終ラインで非常に多才で、私たちの攻撃にユニークなスタイルを加えてくれるだろう。経歴がすべてを物語っている。彼は勝者だ。彼をニューカッスルに連れて来れてとても嬉しい」

　指揮官は日本で数々のタイトルを獲得しているその経歴を強調。水沼の経験の豊富さを評価し、加入に喜びを露わにしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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