2006年以来のJ１制覇へ、そして６月から開催されるクラブ・ワールドカップに向けて、マチェイ・スコルジャ監督が率いる浦和レッズは沖縄でキャンプを続けている。１月18日、そのキャンプ地を訪れ、堅守を支えるマリウス・ホイブラーテンに話を訊いた。

　ホイブラーテンは、今月23日に30歳の誕生日を迎えるノルウェー人DFだ。2023年に母国の名門ボデ／グリムトから加入し、在籍３年目に突入しており、コーチング面なども含め、すっかり日本のサッカーに順応している。

「しっかりと責任を背負いながら振る舞うようにしてきた。自分自身をシャープに、凛としながら、今まで以上にもっと強くなって、チームを助けられるようにベストを尽くしたい」
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　利き足は左で、左CBを担う。ただ「右でもやれる。そこは監督が決めるところだと思う。（右足は）みんなが思ってるほど悪い足じゃないよ」と笑いを誘ったナイスガイはまた、キャンプ中のピッチ外での過ごし方を明かしてくれた。スウェーデン出身で、自身と同じく北欧勢のサミュエル・グスタフソンと共に充実した日々を過ごしているようだ。

「サミュエルとよく泳ぎに行ってるよ。ノルウェーとスウェーデンは今雪で本当に寒いので、このコンディションは僕にとってファンタスティックだ。ホテルも素晴らしい料理が出てくるし、何もかもしっかりとパフォーマンスが出せるように準備されているので、なるべくリラックスして、本を読みながらエンジョイしているよ。タイミングが合えば、小さい島に行ってみたりしたいね」

　日本に馴染むホイブラーテンのさらなる活躍に期待したい。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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