トルコでキャンプを張るサンフレッチェ広島。現地１月15日には初のトレーニングマッチ（45分×２本）を実施し、24-25ACLEに出場したウズベキスタン王者パフタコールと対戦した。

　クラブの公式YouTubeチャンネルが試合のダイジェスト動画を公開。22分、ハイプレスで相手のミスを誘い、パスカットした満田誠のお膳立てで中島洋太朗が鮮やかなダイレクトシュートでネットを揺らす。38分には越道草太のクロスを新戦力のジャーメイン良がワンタッチで押し込んだ。

　後半は追加点こそ奪えなかったが、相手の反撃をシャットアウト。２－０の完封勝利を収めた。

　ミヒャエル・スキッベ監督は「良い対戦相手で、フィジカルに優れている力強いチームでした。それに対してしっかり広島のプレスが機能した」と試合を振り返る。
【動画】広島が初のTMでパフタコールを２－０撃破！

　得点シーンについても「目ざしている形で点を取ることができました」と満足げだ。

「１点目は、プレスから相手のミスを誘発させ、そこから素早くつないで、中島洋太朗の視野の広い素晴らしいゴールでした。２点目もサイドチェンジからサイドを使い、越道もしっかりと良いクロスを上げました。最後のシュートは質という部分でも素晴らしかった」

　新たな得点源として注目されているジャーメインに関しては、「広島を選んでくれたことにとても感謝します」と喜び、「彼によって大橋祐紀の穴を埋められた、もしくはそれ以上の戦力だと思います」と大きな期待を寄せている。

　チーム作りは順調に進んでいるようだが、ドイツ人指揮官は「キャンプは始まったばかり。ここからすべてのレベルを向上させていかなければなりません」と気を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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