心温まるワンシーンだ。

　最後まで力の限りを尽くした。流経大柏は１月13日、第103回全国高校サッカー選手権大会で前橋育英と対戦。開始12分に亀田歩夢のゴールで先制し、31分に柴野快仁のヘッド弾で同点に追いつかれる。

　１－１で迎えた後半、さらに延長戦でも得点は生まれず、PK戦でも10人目までもつれ込む激闘となり、最後は８－９で敗れた。

　2007年度大会以来の優勝を目ざしたが、あと一歩及ばなかった。悔しいはずの選手たちだが、試合直後にピッチ上でDFの佐藤夢真や奈須琉世らが前橋育英の選手たちと一人ひとり抱き合い、「おめでとう」「楽しかった」「ありがとう」などと声をかける。
【画像】広瀬姉妹・ガッキー・永野芽郁！ 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開！

　この光景にネット上では「素晴らしすぎるな」「泣けた。素晴らしい人間性」「素敵すぎる」「こんなん、泣いてしまう」「このシーンめちゃくちゃよかった」といった声があがった。

　勝者をリスペクトし、スポーツマンシップに溢れる振る舞いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】応援団、チア、吹奏楽部。高校サッカー選手権 青春の一コマ、スタンドから熱い声援を送る頼もしい仲間たち！

【画像】高校サッカーを盛り上げる「20代目応援マネージャー」は、16歳の現役高校２年生！月島琉衣さんが笑顔で就任発表！

【記事】「『ちょりーっす』とか言ったら...」読売育ちの北澤豪が高校でのカルチャーショックを回想！ 白いTシャツに名前「もうありえない」