アーセナル相手に10人…マンUを救ったのはプレミア出番ゼロのGK!「プレーしていなくても問題ない」「素晴らしいチームを助けたい」

2025年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

圧巻のPKストップ×2

マンU史上初のトルコ人選手でもあるバユンドゥル。(C)Getty Images

 現地時間1月12日に開催されたFAカップ3回戦で、マンチェスター・ユナイテッドは冨安健洋(怪我で離脱中)が所属するアーセナルと敵地で対戦。1-1で突入したPK戦の末に、120分超の大激闘を制した。

 ユナイテッドは52分にブルーノ・フェルナンデスが先制点を奪うも、61分にディオゴ・ダロが2枚目のイエローカードで退場に。数的不利となり、その直後にガブリエウ・マガリャンイスに同点弾を浴びると、72分にはハリー・マグワイアがPKを献上してしまう。

 この大ピンチで立ちはだかったのが、アルタイ・バユンドゥルだ。1番を背負うもアンドレ・オナナの陰に隠れ、昨季に加入以来、プレミアリーグではまだ出番が一度もないGKは、マーティン・ウーデゴーのキックを見事にストップした。

 ユナイテッド史上初のトルコ人選手はさらに、PK戦でも2人目のカイ・ハバーツのキックを防いでみせ、アーセナル撃破の立役者となった。
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 クラブ公式サイトによれば、26歳のビッグセーバーは試合後、「もしプレーしていなくても、それは問題ではない。毎分、毎秒準備しなければならない。マンチェスター・ユナイテッドの選手なら、常に準備をしていないとね。僕は毎日努力していて、忍耐強い。この素晴らしいチームを助けたいんだ。この偉大なクラブのために、みんなを幸せにしたい」と力強く語った。

 過去20度のリーグ制覇を誇りながら、10年以上優勝から遠ざかり、現在は13位に沈んでいるユナイテッド。バユンドゥルの熱いセーブと言葉は、大逆襲のきっかけとなるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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