リバプールの遠藤航は今シーズン、アルネ・スロット監督の下で序列が低下。ともに首位に立つプレミアリーグとチャンピオンズリーグ（CL）ではまだスタメンが一度もない。

　それでも試合に出場すれば結果を残し、直近のFAカップ３回戦（アクリントンに４ー０で勝利）では主戦場ではないCBで起用され、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。

　そんな日本代表キャプテンについて、複数のクラブが獲得に関心を持っているようだ。英国メディア『CaughtOffside』は１月13日、「リバプールのMFであるエンドウは、今年１月の移籍市場で大きな注目を集めていると、事情に詳しい情報筋がCaughtOffsideに伝えた」と報じている。

「経験豊富な日本代表選手は、アルネ・スロット監督率いるチームでレギュラーの座を維持するのに苦労しており、情報筋によると、出場時間の少なさに満足しておらず、今月中にアンフィールドを離れる可能性があるとのことだ」

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　同メディアは、「エンドウは求められれば常に良いパフォーマンスを見せ、リバプールにとって良いチームプレーヤーであることを示してきたが、彼がそのような役割に満足していないのも不思議ではないかもしれない」とし、こう続けている。

「CaughtOffsideの調べによると、フルアムは今月末までにエンドウの獲得を検討しており、ウォルバーハンプトン、イプスウィッチ、ミラン、セルティックなどの他のチームも31歳の状況を監視しているという」

　記事は「長く厳しいシーズンを通してエンドウが重要な役割を果たす可能性もあるため、リバプールがこの状況にどう対処するかは興味深いところだ。スロット監督は時々チームをローテーションさせたいと考えているだろうから、リバプールは他のクラブがエンドウを引き抜こうとするあらゆる試みを阻止することになるかもしれない」と報道。一方で、「情報筋によると、リバプールは適切なオファーがあればエンドウの売却を検討する可能性があるという」と綴っている。

「1200万～1500万ユーロ程度であれば、マージーサイドの巨人がエンドウを放出させるのに十分な金額かもしれないし、同選手の年齢を考慮すると、彼らにとって悪い取引ではないだろう」

　プレミアリーグの３チームやイタリアの名門、CLにも出場しているスコットランド王者などが興味を持っているという遠藤。移籍市場でも高く評価されているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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