「何時間でも話せるよ!信じられない」TAAの衝撃ゴールにリバプール指揮官が大興奮。ターンオーバーでも先発起用した理由は?

2025年01月12日 メガクラブ

交代時、遠藤にキャプテンマークを託す

得点を奪った際、遠藤とハイタッチするアレクサンダー=アーノルド。(C)Getty Images

 文字通り、格の違いを見せつけた。

 現地時間1月11日に開催されたFAカップ3回戦で、プレミアリーグ首位を走るリバプールは、4部のアクリントンと本拠地アンフィールドで対戦。遠藤航は30分から緊急出場した3日前のトッテナム戦(0-1、リーグカップ準決勝・第1レグ)に続き、CBで先発したなか、4-0で大勝した。

 スーパーゴールを炸裂させたのが、トレント・アレクサンダー=アーノルドだ。お役御免となり、遠藤に託す60分までキャプテンマークを巻いてプレーした66番は、1-0で迎えた45分にワンステップで自慢の右足を一閃。相手GKは防ぎようがない、強烈な無回転シュートをゴール左隅にぶち込んでみせた。

 クラブ公式サイトによれば、アルネ・スロット監督も「あれについては何時間でも話せるよ!信じられない」と大興奮だ。
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 このアクリントン戦ではキャプテンのフィルジル・ファン・ダイク、エースのモハメド・サラーらをベンチから外し、メンバーを入れ替えて臨んだ。同じく主力であるアレクサンダー=アーノルドは、なぜ起用したのか。

 26歳の右SBは破壊的な攻撃力を誇る一方で、守備の脆弱性が槍玉に挙がるなか、「自信を与えるため?」と問われると、オランダ人指揮官はこう答えた。

「それは重要だと思うが、彼を起用したのはそれが理由ではない。コナー・ブラッドリーがハムストリングの負傷から復帰し、トッテナム戦で初めてしっかり出場したばかりだからだ。その直後に、ハムストリングに問題を抱えていた選手を先発させるのはリスクが大きすぎた。

 そうなるとサイドバックで起用できるのはトレントしかいない。それにその結果、自分たちのスタジアムでプレーし、ファンの歓迎を再び感じられたのは良かったと思う。トッテナムと対戦した時から素晴らしかったが、今日もまた彼にとって特別だった」

 幼少期からリバプール一筋の生え抜きスターは、来季以降も世界最高峰の右足でアンフィールドに魔法をかけるのか。レアル・マドリー行きが囁かれる去就が注目を集める。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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