リバプールでも腕に重み! 頼れるCB遠藤航を現地メディアがMOMに選出「勤勉で責任感のある上級指揮官」「経験豊富な守備」

2025年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エンドウはCBとして必要とされた」

今季4試合目の先発を果たした遠藤。(C)Getty Images

 現地時間1月11日に開催されたFAカップ3回戦で、遠藤航が所属するリバプールは、4部のアクリントンと本拠地アンフィールドで対戦。4-0で大勝し、危なげなく次のステージに駒を進めた。

 来月に32歳となる日本代表のキャプテンは、ターンオーバーでキャプテンのフィルジル・ファン・ダイク、エースのモハメド・サラーらがベンチ外となるなか、今季4試合目の先発を果たした。

 ただ、本職の中盤ではなく、30分から緊急出場した3日前のトッテナム戦(0-1、リーグカップ準決勝・第1レグ)に続き、CBでの出場だったものの、冷静に守備を統率。頼もしさを感じさせた日本代表の主将は、トレント・アレクサンダー=アーノルドが交代になった60分から、自身が下がった79分までは、リバプールでも腕章を巻いてプレーした。
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 現地メディアは高く評価しており、『THIS IS ANFIELD』は8点を付与。次のように綴った。

「ミッドウィークでもそうだったように、エンドウはCBとして必要とされ、ハーフウェーラインを越えて前進してくる相手に、たいてい上手く対応した。ハービー・エリオットへの斜めのロングボールも恐れずに放ったが、全てが正確だったわけではない。ただ、目を引いたのはピッチ中央を通るストレートボールだ。彼のMFとしての内面が光っていた」

 さらに『ANFIELD INDEX』は同じく8点を与えたうえ、マン・オブ・ザ・マッチに選出した。

「ローテーショングループのキャプテンでありリーダーは、前半は経験豊富な守備を見せ、勤勉で責任感のある上級指揮官としての準備を整えていた。後半は元ブンデスリーガの男がキャプテンとして、グラウンドをカバーする組織力を発揮し、バックライン全体で対人を制した」

 相手はかなり格下だったとはいえ、遠藤が改めて自身の価値を示したと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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