「最初から決めていました」采配ずばり! 前橋育英を3発逆転勝ちに導く山田耕介監督の手腕「どこかで畳みかける、積極的な選手交代も」【選手権 準決勝】

2025年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半に佐藤が2発、白井がダメ押し弾

抜群の得点力を発揮した前橋育英。写真:滝川敏之

 7大会ぶりのファイナル進出だ。

 1月11日に行なわれた第103回全国高校サッカー選手権大会の準決勝で、前橋育英は東福岡と対戦。開始11分に先制を許したが、後半に3発。48分に同点弾の佐藤耕太が、54分に逆転ゴールを挙げ、その4分後に途中出場の白井誠也がダメ押し弾を奪取。3-1の勝利を収めた。

 試合後のフラッシュインタビューで山田耕介監督が振り返る。

「最初から東福岡のディフェンス力の凄さは分かっていたので。どこかで畳みかける、そして積極的な選手交代もやっていこうというのは、最初から決めていました」
【動画】前橋育英の佐藤耕太、右足振り抜き圧巻ゴラッソ!
 1点ビハインドで迎えたハーフタイムに、指揮官は白井と柴野快仁を投入。これで流れを引き寄せたなかでの逆転勝ち。全国制覇の経験もある名将の采配がずばり的中した。

 2017年度大会以来の日本一を目ざす前橋育英。決勝では、流経大柏と東海大相模の勝者と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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