「現場へ投資しているお金はトップレベル」野々村芳和チェアマンが町田&東京Vの躍進に見解「マネジメントがすごく上手」

2025年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝つって現場だけの力だけではなく、クラブの力が絶対に必要」

J1昇格の24シーズンで共に上位に入った町田(上)と東京V(下)。写真:鈴木颯太朗、(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグの野々村芳和チェアマンが、1月7日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。FC町田ゼルビアと東京ヴェルディについて語った。

 2024年のJ1では、ともに"昇格組"の町田と東京Vが躍進。J1初挑戦だった黒田剛監督が率いる町田は優勝争いに絡み、3位でフィニッシュ。城福浩監督のもと、若手主体の陣容で16年ぶりのJ1に臨んだ東京Vは、粘り強い戦いぶりで6位に入った。

 野々村チェアマンは、この東京の2クラブを称賛。まず、町田については、こう述べる。

「現場にフロントとして、戦力とか、いろんなものを提供することが、すごくしっかりできている。売り上げから来る選手、現場へ投資しているお金は、Jでもトップレベル。勝つって現場だけの力だけではなく、クラブの力が絶対に必要だから。そう考えると、あの順位は、クラブと現場、両方で成し遂げたもの。それは凄い」
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 東京Vに関しても、以下のように称えた。

「J2が長かったのもあって、今、成長している途中。24年のJ1のなかでの戦力に投資できるお金はまだまだ足りないのだけど、足りないなかであのパフォーマンスで上に行ったのは、現場力は凄い。城福さんの指導もそうだし、フロント、どんな選手を取ってきて、どうマネジメントしていくかが、すごく上手にできたと思う」

 Jリーグのトップが、昨季のJ1を盛り上げた2クラブの特長に見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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