「すでにプレミア優勝のチャンスはない」マンCが公式戦6戦ぶり勝利も…ペップは白旗「自信を大きく傷つけられた。我々を殺した」試合とは?

2024年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とにかくほっとしている」

レスター戦後に本音をこぼしたペップ。(C)Getty Images

 圧倒的な支配力が影をひそめ、ようやく手にした白星に安堵したという。

 マンチェスター・シティは12月29日、プレミアリーグ第19節でレスターに敵地で2-0と勝利した。前半にサビーニョが先制点をあげると、後半にアーリング・ハーランドが追加点。失点なしで逃げ切り、公式戦で6試合ぶりに3ポイントを手にしている。

 10月末からのシティの失速は周知のとおりだ。公式戦13試合でわずか1勝しかあげられず、プレミアリーグではレスター戦の勝利がここ2か月で2つ目の白星。トップ4からも転落した。

 それだけに、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は英衛星放送『Sky Sports』で「今は楽しめるわけではなく、とにかくほっとしている」と述べている。

 首位リバプールには消化が1試合異なるなかで14ポイントの差をつけられている。指揮官は英公共放送『BBC』で「我々は優勝からかけ離れている。すでにチャンスはないことを受け入れている」と、リーグ戦での連覇に白星をあげた。
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 そのうえで、グアルディオラは「我々はほかのことのためにも戦っている。FAカップやトップ4だ。試合に勝つことはそれらに役立つ」と、シーズンが終わったわけではないと話している。

「これはひとつの試合に過ぎない。マンチェスター・ユナイテッド戦に自信という点で大きく傷つけられた。あの試合が我々を殺したんだ。精神的に苦しんだ。そしてアストン・ビラ、エバートンとのタフな試合が続いた」

「それが現状だ。我々は勝利を追い求めなければならない。それが人生だ。戦う準備ができていると、大半の選手が再び証明してくれた」

 リバプールが好調を続けるなか、プレミアリーグで5連覇という偉業を成し遂げるのは難しいかもしれない。だが、ここ2カ月のシティが本来の力でないことも確かだろう。年内最終戦での白星は、反撃ののろしとなるのか。2025年に入ってからのシティに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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