「これはショック」「うそだろ...」清水が育てた西澤健太の鳥栖完全移籍にファン悲しみ「コメント見て、泣いちゃいました」

2024年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分の価値を証明したい。そのための決断です」

育成時代を含めて12年間、オレンジをまとった西澤が鳥栖に新天地を求めた。写真:永島裕基

 静岡県静岡市出身。エスパルスのアカデミー育ちで、筑波大卒業後の2019年から清水でプレー。5シーズンにわたり奮闘してきた男が愛すべきクラブを去る。清水は12月30日、西澤健太のサガン鳥栖への完全移籍を発表した。

 クラブの公式サイトは28歳MFのコメントを掲載。西澤は「本当にお世話になりました」と切り出し、胸中を明かす。

「僕が2019年に加入してからの5年間、皆さんには悔しい思いばかりさせてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。今シーズンは皆さんの笑顔がたくさん見られたこと、最後にみんなで笑って勝ちロコをできたこと、選手として本当に幸せな時間でした。

 上手くいかないことが多い時間でしたが、皆さんの愛にいつも助けられました。怪我で苦しんでいる時、メンバーに入れず腐りそうになっていた時。もどかしい時間が続く中でも、皆さんの支えがあったから戦い続けられました。感謝してもしきれません」

 なぜ移籍するのか。「もう一度、自分の可能性にチャレンジしたい。1人の人間として、サッカー選手として、自分の価値を証明したい。そのための決断です」。
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 エスパ愛は不変だ。

「育成を含めると12年間、本当にたくさんの得難い経験をさせていただきました。また、たくさんの温かい愛をいただきました。2年かけて死に物狂いで掴んだJ1の舞台。エスパルスファミリー全員で最高に楽しんでください! 清水エスパルスがいつまでも大好きです。本当にありがとうございました」

 クラブの公式Xでも移籍が報じられると、「え...」「マジか」「うそだろ...」「ま、まさか完全移籍とは...」「なんでよ...」「ちょっと理解が追いつかない...」「...これはショック」「いいね、はできない」「コメント見て、泣いちゃいました。。」といった声があがったほか、「今までありがとう」「オレンジ出身者はいつまでもFAMILYです!」「鳥栖でのご活躍を楽しみにしてます!」「大暴れして下さい!!」「寂しいけど変わらず応援します」などエールも届いた。

 またクラブは同日に、原輝綺の名古屋グランパスへの完全移籍、成岡輝瑠のレノファ山口FCへの完全移籍、ルーカス・ブラガの期限付き移籍期間満了などもあわせて発表している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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