酒井宏樹がオセアニアで眩い輝きを放っている。

　ワールドカップ３大会連続でメンバー入りし、日本代表で74キャップを誇る34歳は、今年の夏に浦和レッズからオーストラリア１部（Aリーグ）に新規参入するオークランドFC（ニュージーランド）へ完全移籍した。

　すると、初代キャプテンを任され、大黒柱として牽引するパフォーマンスを披露。チームもメルボルン・シティと２－２で引き分けるまで、怒涛の開幕６連勝を果たした。

　Aリーグは酒井に惜しみない賛辞を寄せ、公式Xで「我々はヒロキ・サカイについて話す必要がある。なんて選手だ。なんというインパクト」と熱量たっぷりに伝えている。
【動画】酒井宏樹が演出したオークランドFCのクラブ第１号弾！

「日本のレジェンドはAリーグに足を踏み入れ、オークランドで圧倒的な強さを見せている。彼は新クラブの初年度にキャプテンを務め、史上２番目に長い開幕からの連勝記録を打ち立てた。彼らはまだ無敗だ。右サイドを支配するサカイは、前に出てゴールを生み出している。彼は計り知れない」

　また、日本通で知られるブラジル人記者、チアゴ・ボンテンポ氏も称賛。Aリーグの投稿を引用し、「サカイがAリーグでその名を轟かせているのは喜ばしい。創設間もないチームのキャプテンとして、リーグをリードしている」と綴った。

　オークランドFCを率いるスティーブ・コリカ監督は、酒井の加入時に「ヒロキは勤勉で、技術的にも才能があり、信じられないほど広い範囲をカバーできる選手だ。戦術的にも非常に規律正しい」と語っていた。日本のレジェンドが期待通りの活躍を見せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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