「我々の方が良かった」のになぜ3-4惜敗? マンU指揮官がトッテナム戦を分析。10番はまたベンチ外、1月の退団がベストか問われ…

2024年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「選手たちのファイトは私にとって本当に重要だった」

トッテナム戦後に敵将ポステコグルーと健闘を称え合うアモリム監督(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月19日に開催されたカラバオカップ準々決勝で、マンチェスター・ユナイテッドはトッテナムと敵地で対戦。3-4の打ち合いの末に敗れた。

 プレミアリーグでは自分たちが13位に対し、10位と同様に苦しむトッテナムに開始15分で先制を許すと、46分と54分にも被弾。3点のビハインドを負い、厳しい展開となるが、63分にヨシュア・ジルクゼー、70分にアマド・ディアロがいずれも相手GKフレイザー・フォースターの隙を突き、ゴールを奪う。

 しかし、88分にソン・フンミンにCKから直接ネットを揺らされ、再び点差を広げられる。結局、90+6分にジョニー・エバンスがもう1点を返すも、最後まで劣勢を跳ね返せず。大味なビッグマッチを落とした。

 英公共放送『BBC』によれば、ルベン・アモリム監督は試合後にこう語った。

「後半の立ち上がりは、なかなか上手くいかなかった。試合全体を見れば、我々の方が良かったが、相手の方が決定的だった。負けてしまったとはいえ、選手たちのファイトは私にとって本当に重要だった」
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 そのうえで、「今夜学んだこと」に関しては、「明日考えるよ。今夜は何も感じなかった」と伝えた。

「何が良かったのか、何も言えない。明日は色々言える。今夜は負けてしまったが、一晩考えて、明日はこの試合から良い部分をたくさん得よう。

 トロフィーを獲得したからといって、それで全てが上手くいくと考えてはいけない。長い道のりになるだろう。我々は向上している。目標はプレミアリーグ制覇だけど、どれくらい時間がかかるかは分からない」

 試合や練習での姿勢が問題視されているマーカス・ラッシュフォードは、マンチェスター・シティ戦(プレミアリーグ第16節)に続いてベンチ外となった。本人は退団を示唆する発言をしたなか、「1月にクラブを去ることは、双方にとってベストなのか?」と問われると、先月に就任したポルトガル人指揮官は、シンプルにこう答えた。

「明日はトレーニングがあり、彼はそこで次の試合の準備をするだろう。彼はユナイテッドの選手であり、誰にでもマン・ユナイテッドでの未来がある」

 次戦は中2日で行なわれるボーンマス戦(プレミアリーグ第17節)だ。背番号10の姿は見られるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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