レアル・ソシエダで躍動する久保建英には、複数のビッグクラブが獲得に関心を持っている。

　なかでも、闘将ディエゴ・シメオネが率いるアトレティコ・マドリーは本腰のようだ。

　スペインメディア『STRIKERS』は12月９日、「アトレティコ・マドリーはディエゴ・シメオネ監督がターゲットにしている偉大な選手、タケフサ・クボとの契約を夢見る」と報じた。

「シメオネの計画に完全にフィットするだろうクボを確保するために、全力を尽くす決意をしているようだ」
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　このニュースを、驚きをもって報じたのが韓国メディア『スポータルコリア』だ。「アジア史上最高のキャリアを築く。日本のエース、クボに世界的名将から直々の要請。アトレティコ・マドリーからのラブコール」と伝えている。

　同メディアは「クボは日本代表とレアル・ソシエダの中心的MFだ。彼は幼い頃からバルセロナ、レアル・マドリーなどで成長し、アジア最高の有望株と呼ばれた。だが、スペインの２大クラブで出場機会を得るのは大変だった。結局、彼は数回のレンタル移籍と暗い日々の末にレアル・ソシエダのユニホームを着て注目され始めた」と紹介。こう続けている。

「モハメド・サラーとの契約更新が遅れているため、リバプールはクボとの関連が頻繁に報じられている。最近、リバプールのスカウトがレアル・ソシエダのホームスタジアムに現われ、移籍が差し迫っているとの報道もあった。しかし、大手メディアによると、リバプールはサラーと新たな契約を結ぶ見込みだという。当然、クボがリバプールに移籍する可能性は低くなり、シメオネ監督が望むようにラ・リーガを離れることはないと思われる」

　果たして、バルセロナ、レアル・マドリーと共にスペイン３強に挙げられるアトレティコへの移籍は実現するのか。日本代表MFの去就に隣国メディアも興味津々のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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