12月10日に「Jリーグアウォーズ」が開催され、優秀監督賞にはサンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が輝いた。

　59歳のドイツ人指揮官は就任３年目の今季、昨季と一昨季の３位を超える、J１リーグ２位に導く確かな手腕を発揮。壇上で「この賞は自分だけでもらえたとは思っていません」「Jリーグ自体、日本のサッカー自体が素晴らしい発展をしたと考えています」と謙虚にコメントした。

　その後、報道陣の取材に対応。選手、監督による投票で受賞した感想を求められると、「多分、優しいから」と伝え、場を温めたうえで、重要視するリスペクトの姿勢を伝えた。

「相手の選手、監督に対しても、同じサッカーをやっている仲間として、そういう接し方をしてきたことは挙げられると思います」
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　スキッベ監督はまた、広島の街に言及。好印象を抱いているようだ。

「広島に来れて本当に良かったと思っています。３年住んでいますけれども、本当に生活しやすくて綺麗なところです。素晴らしい街だと思います。京都も良いですけどね（笑）」

　ユーモアが溢れ、非常に親しみやすさを感じる９分30秒の取材対応だった。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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