レアル・ソシエダの久保建英は、複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。

　なかでも今シーズン限りで契約満了となるモハメド・サラーの後釜を探しているリバプールが本腰を入れているとされてきたが、そのエースと２年の契約延長で合意したと英紙『Mirror』が報じた。これで、日本代表MFの移籍話はトーンダウンするだろう。

　そんななか、スペインメディア『STRIKERS』が12月９日、「シメオネ監督の要請を受け、アトレティコ・マドリーはクボの獲得を主張」と題した記事を掲載。「アトレティコ・マドリーはディエゴ・シメオネ監督がターゲットにしている偉大な選手、タケフサ・クボとの契約を夢見る」と報じた。

「アトレティコは、ラ・リーガで最も違いを作れる選手のひとりであるクボの獲得争いに復帰する。シメオネはこの日本人が、チームに必要な創造性と推進力を提供できると確信している」
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　記事は「23歳のクボはソシエダで素晴らしいシーズンを過ごしており、リーグで最も傑出した選手のひとりとしての地位を確立している。彼のラインブレイクとファイナルサードでの有効性はいくつかの偉大なクラブの注目を集めている」とし、こう続けている。

「アトレティコの関心は新しいものではない。以前は、ターゲットのように聞こえたが、現在はシメオネの計画に完全にフィットするだろうクボを確保するために全力を尽くす決意をしているようだ」

　バルセロナ、レアル・マドリーと共にスペイン３強に挙げられるアトレティコは、久保獲得に本気のようだ。名将シメオネはアントワーヌ・グリーズマンの後継者として考えているのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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