現地時間12月８日に開催されたプレミアリーグ第15節で、ルート・ファン・ニステルローイ新監督が率いる17位のレスターは、三笘薫を擁する８位のブライトンとホームで対戦。土壇場で連続得点し、２－２の引き分けに持ち込んだ。

　眩い輝きを放ったのが、ジェイミー・ヴァーディーだ。まずは０－２で迎えた86分、左足での絶妙なボレーシュートで反撃の狼煙を上げると、90＋１分にボビー・デ・コルドバ＝リードの同点弾を完璧にお膳立て。圧巻の１ゴール１アシストで、新体制２戦目にして初黒星の危機から救ってみせた。

　英公共放送『BBC』によれば、ファン・ニステルローイ監督が試合後、「得点し、アシストもした。この結果は彼なしではあり得なかったと言わざるを得ない」と37歳のエースを絶賛した。
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　自身も名ストライカーとして名を馳せたオランダ人指揮官はまた、ヴァーディーが自らシュートを打たず、デ・コルドバ＝リードへのパスを選択した点に言及。こう付け加えた。

「ボビーへのパスを意識してのプレーはかなり良いスキルで、素晴らしい瞬間だった。最終盤の90分だったからね。このような判断ができる冷静さと落ち着きがあれば、それは絶対的なトップクラスだ。彼が私たちの得点を確実にした」

　ファン・ニステルローイ体制２戦で、２ゴール１アシストと気を吐くレジェンドは、まだまだゴールを量産しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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