現地時間12月８日に開催されたプレミアリーグ第15節で、８位のブライトンは、ファン・ニステルローイ新監督が就任した17位のレスターと敵地で対戦。三笘薫はいつも通りスタメンに名を連ね、リーグ戦７試合連続で先発した。

　前節のフルアム戦（１－３）で４試合ぶりの黒星を喫したブライトンは20分、ゴール前でサイドチェンジを受けた三笘の落としから、エストゥピニャンが左足を一閃。鋭いシュートを飛ばすが、GKハーマンセンのビッグセーブに阻まれる。

　35分には三笘にビッグチャンスが到来。ファーガソンからペナルティエリア内でラストパスを受け、ダイレクトでシュートを放つも、枠を外してしまう。今季４点目とはならず、日本代表MFは悔しさを露わにする。

　それでも直後の37分、右サイドからカットインしたランプティが、左足でゴール左隅に叩き込み、先制に成功する。
【動画】これは決めたい…三笘に訪れたビッグチャンス

　前半終了間際の44分には、クリスティアンセンのクロスからジャスティンにヘディングシュートを浴びる。しかし、前節に痛恨のパスミスで失点を招いた守護神フェルブルッヘンの好守で凌ぐ。

　１－０で前半を終えると、後半に入って37歳のレジェンドエース、ヴァーディーに危ない場面を複数回作られるが、タイトな守備で対応する。

　70分には一挙３枚替えを敢行。ペドロ、ファーガソン、アヤリを下げ、ミンテ、ウェルベック、オライリーを送り込む。

　すると、交代策がピタリと的中。79分にミンテが個の力で速攻を仕留め、貴重な追加点を挙げる。

　ただ、最終盤でまさかの展開に。86分に警戒していたヴァーディーに１点を返されると、90＋１分にもヴァーディーのアシストでデ・コルドバ＝リードにネットを揺らされ、土壇場で追いつかれてしまう。

　結局、２－２でタイムアップ。ブライトンは勝点２を落とす結果に終わった。なお、３日前のフルアム戦にフル出場した三笘は、89分までプレーした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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