「途中でチームを離れてしまった選手も…」岡山のキャプテン竹内涼が涙を拭いながら振り絞った言葉は? 初のJ1へ「来年も一緒に戦いたい」

2024年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当にみんなの勝利」

岡山のキャプテン竹内が感謝を示した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ファジアーノ岡山は12月7日、J1昇格プレーオフの決勝でベガルタ仙台を2-0で下し、悲願のJ1昇格を果たした。

 今季から岡山に加入し、キャプテンとしてチームを支え続けたキャプテンの竹内涼は、試合後のフラッシュインタビューで次のように語った。

「これは僕たちやスタッフだけじゃなくて、ここに来てくれた人たち、ずっとクラブ創設から応援してくれている人たちの思いがここまでチームを引っ張ってきてくれたと思う。本当にみんなの勝利だと思います」
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 続けて、「僕が加入してから本当にみんな心配をすることがないというか、ひとり一人が自立してチーム昇格のためにという思いだけで毎日トレーニングをしてきました」と今シーズンを振り返りつつ、「途中でチームを離れてしまった選手も何人かいるなかで、そういう選手の思いを昇格に繋げたいという思いだったのでそれができて嬉しい」と喜んだ。

 途中、溢れ出る涙を拭いながらも言葉を振り絞った33歳MFは、最後に改めて感謝を述べた。

「みんながファジアーノ岡山そのものだと思う。誰一人、サポートする人、応戦する人、選手もスタッフも欠けたらここにはたどり着けなかったと思うので、来年も一緒に戦いたいです」

 J2参戦16年目でついに手にしたJ1への切符。これまでチームをサポートしてきたすべての人たちとともに来季、新たな戦いに挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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