エムバペが孤立? 仏代表の先輩が衝撃の証言「ベリンガムが無視していた」「パリにもスペインにも友達がいない。ピッチ内外で惨め」

2024年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSG時代は「王様」、今は?

マドリーで共闘しているベリンガム(左)とエムバペ(右)。(C)Getty Images

 エマニュエル・プティ氏が、フランス代表の後輩で、レアル・マドリーで本領を発揮しきれていないキリアン・エムバペについて語った。英メディア『Football365』などが伝えている。

 エムバペは今夏、6年連続でリーグ・アン得点王という実績を引っ提げ、パリ・サンジェルマンからレアル・マドリーに加入した。ただ、すでに公式戦10ゴールを達成しているとはいえ、新天地への順応に時間を要しており、圧倒的に高い期待値までは達していない。

 直近のアスレティック・ビルバオ戦では、チャンピオンズリーグのリバプール戦に続き、PKを失敗。カルロ・アンチェロッティ監督も「彼はベストのレベルにはない」と口にした。
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 そうしたなか、プティ氏はエムバペの孤立を指摘。中心選手の1人であるジュード・ベリンガムと上手くコミュニケーションを取れていないと考えている。

「キリアン・エムバペはレアル・マドリーでとても孤独だと思う。ジュード・ベリンガムが彼を無視しているのを見たし、クラブに助けてくれる存在や友人がいるようにも見えない。マスコミに叩かれているし、パリにもスペインにも友達がいないようだ。それに(不参加となった)前回のインターナショナルブレークのせいで、フランスで大衆の敵の筆頭になった。

 今シーズンの彼は、自分のレベルからかけ離れている。10ゴールを決めたのは知っているけれど、それはただのスタッツだし、彼らしくない。ピッチ内外で惨めに映る。彼はフランスで王様だったし、PSGでも代表チームでもやりたい放題だった。今は状況が違う」

 エムバペはパリSG時代のようにゴールを量産し、スペインでも"王様"になれるか。かつてモナコ、アーセナル、バルセロナ、チェルシーでプレーした54歳の先達は、「トップ選手にとって最大の試合は自分自身との戦いだ。ピッチ上で問題を解決しなければならない」と締め括った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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