川崎フロンターレは12月４日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第６節で、中国の山東とホームで対戦した。

　川崎は開始３分に先制に成功。瀬川祐輔の至近距離のシュートは相手GKにセーブされるが、そのこぼれ球をマルシーニョが冷静に押し込んだ。

　12分には一瞬の隙を突かれて、GKチョン・ソンリョンがシエ・ウェンノンとの１対１に持ち込まれるが、守護神が立ちはだかり得点を許さない。

　チョン・ソンリョンは36分にも波状攻撃を受けるなかでビッグセーブを連発。ピンチを救ってみせた。

　41分には追加点を奪取。ペナルティエリア手前右寄りでのFKで、山本悠樹が壁の外側から巻く鮮やかな一撃でネットを揺らした。
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　２点リードで迎えた後半、49分にアクシデント。瀬川が相手との競り合いで倒れ込むと、右太ももの裏を押さえて苦しそうな表情を見せる。自ら「バツ」を示し、担架に乗せられてピッチを後にする。

　前半と同じく、ボールを握り自分たちのリズムで試合を進める川崎は、65分に３点差とする。山本の左CKからジェジエウがヘディングシュートを叩き込む。

　さらに90分には神田奏真のアシストから山田新がチーム４点目を挙げる。試合はそのままタイムアップ。４－０で川崎が完勝を収めた。６試合を終えて４勝２敗の勝点12で４位。１位の横浜F・マリノス、２位の光州（韓国）、３位のヴィッセル神戸を猛追している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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