選手であれば当然、いつだって試合には出たいものだ。しかし、国内の戦いに加え、欧州の舞台にも立つチームの一員ともなれば、ハードスケジュールのなかでコンディション調整が重要となる。

　セルティックの前田大然は、11月30日に行われたスコットランドリーグ第14節のロス・カウンティ戦で先発出場し、チームが前半に５得点をあげて迎えたハーフタイムに交代した。

『The Herald』が報じたコメントとして、セルティック専門サイト『67HAILHAIL』が伝えたところによると、驚異的な運動量を誇るハードワーカーは「相手がどこだろうが、どの大会だろうが、僕たちは次の試合に勝ち、勝利を積み重ねていかなければいけない」と話している。

「次がどうなるかを考えられるのは、試合に勝ってからだ。これだけ多くの試合をこなしているクラブで、毎回同じスタメンでやっていけるところはない。だから、自分の力を証明するために選ばれた選手次第だ。僕らは常に勝つことが必要となるからね」

「強いチームにはステップアップし、自分を示すことができる選手たちがいる。僕らはそういうチームだ。これからの厳しい時期でもそれをやっていける選手たちがいると確信している」
 

　そのうえで、前田は「でも、僕はすべての試合に出たい」とも主張。「だから、先発出場を望めるように、しっかりとできるだけ回復できるかは自分次第だ」と、切り替えが大切と述べた。

「僕は子どもたちと遊んで回復する。遊び場に連れていってリフレッシュするんだ。他の選手とは違うリラックス方法かもしれないけど、僕にとっては効き目があるんだよ」

　子煩悩ぶりは周知のとおり。愛する家族は、前田が労を惜しまず献身的に働くための支えだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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