現地時間11月30日に開催されたプレミアリーグ第13節で、冨安健洋（怪我で離脱中）が所属するアーセナルは、ウェストハムと敵地ロンドン・スタジアムで対戦。５－２で快勝した。

　鋭い出足を見せたアーセナルは、開始10分でガブリエウ・マガリャンイスが奪った制点を皮切りに、36分までに４発を叩き込む。

　その後、38分、40分と立て続けに失点するも、45＋５分にブカヨ・サカがPKでさらに１点を加え、５－２でハーフタイムへ。前半だけで計７発が生まれたものの、後半は１ゴールも生まれず、ロンドンダービーはそのままのスコアで決着を迎えた。

　クラブ公式サイトによれば、ミケル・アルテタ監督は４日前のスポルティング戦（５－１、チャンピオンズリーグ第５節）から、２戦連続で大量得点を挙げた攻撃力を誇らしげに称賛。こう語った。

「最初の30分間は壮観だった。クオリティ、理解力、目的意識、選手たちのプレーと戦い方は、他のどのチームにも引けを取らなかった。素晴らしいゴールを３つ決め、試合の主導権を握り、４点目を決めた」
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　一方で、４点目を奪ってから「おそらくそのレベルを維持できていなかった」と反省も忘れない。

「１失点目はさておき、２失点目をすぐに喫し、差が小さくなってしまった。相手に希望を与えてしまうだけだ。それは改善しなければならない部分で、学ばなければならない」

　次節は12月４日に行なわれるマンチェスター・ユナイテッド戦だ。だた、その前の１日に首位のリバプールと、マンチェスターシティによる注目必至のビッグマッチがある。

　アルテタ監督は「今我々は勢いに乗っていて、十分なエネルギーがある。今夜は楽しんで、明日は美しいフットボールの試合を見よう。それから水曜日に向けて準備だ」と決意を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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